証券・保険:信用取引とは
信用取引とは
ある商品を取引する際の
支払い方法の手段の一つで、
商品を受け取るときには
代金の支払いをせず、
後日決められた期日までに
支払いを行なうこと。
会計分野で掛け取引という用語に当てはまる。
株における信用取引の場合、
株式購入の資金を
証券会社より借り入れて
株の売買を行う投資手法のことを指す。
利用するには、
証券会社に信用取引用の口座(信用口座)
を開設する必要があり
証券会社の審査実施後の口座開設となる。
信用取引には
委託保証金という担保を
口座に預け入れる必要があり、
これにより、証券会社により異なるが
委託保証金を超えた金額
(通常は3倍前後)
での株式売買が行える。
委託保証金には
現金以外に株券や債券などの
有価証券を充てることも認められているが、
証券類の時価に定率(80%前後)
を乗じて換算される。
信用取引には
信用買いと信用売りがある。
信用買いとは
投資家は証券会社から
買い付け資金を借り株式を購入。
買い付けた株式は証券会社が管理。
定められた期日内に
この株式の売り付けを行い、
買い付けと売り付けの
代金の差額を受け取る、
もしくは支払う。
買い付け後、株価が上昇したときに
売り付けを行えば利益となり
買い付け後、株価が下落したときは
損失となる。
信用取引における株式は名義変更はできず、
配当金を受け取ることができない。
かわりに証券会社より
配当金相当の配当調整金を受け取る。
投資家は証券会社に対し、
売買の手数料や
借り入れた資金の金利を支払う。
信用売りとは
投資家は証券会社から
株式を借り入れ、売却。
売却代金は証券会社が管理。
定められた期日内に同銘柄の株式を買う。
売却と買い付けの代金の差額を受け取る、
もしくは支払う。
株式売却時より
株価が下落すれば利益となり、
株価が上昇すれば損失となる。
また売却と買い付けが
配当権利日を跨いだ場合は
配当金相当額を証券会社に
支払わなければならない。
投資家は証券会社に対し、
売買の手数料や
株式を借りた貸株料を支払う。
さらに、借り入れようとする株式の
調達にコストがかかるとき、
逆日歩として費用を支払う。
ただし、投資家は売却時の代金を
証券会社に預けるので、
この金利を受け取ることができる。
国内の信用取引は
取引上場銘柄が定められており、
信用売りができる銘柄は
ごく少数に限定されている。
また、信用取引は、
制度信用取引と
一般信用取引の2種類に分けられ、
それぞれ取引可能な銘柄が定められている。
制度信用取引とは
証券取引所が一定の基準で選択した銘柄を扱い、
金利もしくは貸株料や弁済期限も一律。
一般信用取引とは
証券会社が各々の裁量で
自由に設定することが認められたもので、
金利や貸株料は
制度信用取引と同等か若干高め、
返済期限は制度信用取引に比べて
長めに設定される。
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